制御文に関する学習の最後は制御ブロック内で何もしない場合の記述についてです。
ブロック内に記述が無いとエラーになる
Pythonで戸惑うことの1つにブロック内に記述が無いとエラーになる、ということが挙げられます。
例えばJavaの場合、以下のような記述が可能です。
if (x > 0){ // x > 0の場合は処理を行わない }
Pythonで同じようにブロック内の記述を省いた場合、IndentationErrorが発生します。
このような処理を行わないブロックの場合、Pythonでは明示的に処理を行わない、ということがわかるようにpassを記述する必要があります。
if x > 0: # x > 0の場合は処理を行わない pass
今まで登場した制御文(if、else、for、whileなど)について、ブロック内で何も処理を行わない場合はpassを記述するようにしてください。