__pycache__と.pycファイル

このページではモジュール使用時に作成される__pycache__ディレクトリと.pycファイルについて補足として解説をします。

Pythonのバイトコード

自前のPythonモジュールをimportすると自動的に__pycache__というディレクトリが作成され、配下に.pycファイルが作成されます。これは実行時にコンパイルした結果のバイトコードのキャッシュです。なお、__pycache__ディレクトリの生成はPython3.2以降の仕様で、それ以前のバージョンの場合は同じ階層に.pycファイルが配置されます。

__pycache__と.pycファイルを生成させない

実行時にBオプションを指定すると、このキャッシュ機能をOFFにすることができます。たとえば、run.pyという名前のスクリプトを実行する場合、以下のように実行します。

python -B run.py

[参考リンク] 公式の説明リンクです。
py_compile