matplotlibで日本語フォントを利用すと豆腐になる、という方向けの記事です。僕の環境はUbuntuなのですが、macやwindowsでも同じ方法で対応できます。
まずはコマンドラインでpythonを起動し、matplotlib_fname()を呼び出しmatplotlibrcという設定ファイルの場所を取得します。
python >>> import matplotlib >>> matplotlib.matplotlib_fname() →[オリジナルのmatplotlibrcの場所]/matplotlibrc
このファイルでmatplotlibの環境を設定できるのですが、直接編集しなくても以下のホームディレクトリ配下にコピーすればそちらを優先的に読み込んでくれます。
$HOME/.config/matplotlib/matplotlibrc
# ホームディレクトリ配下にコピーする cp [オリジナルのmatplotlibrcの場所]/matplotlibrc $HOME/.config/matplotlib/matplotlibrc # エディタを起動し、コピーしたmatplotlibrcを編集する vim $HOME/.config/matplotlib/matplotlibrc
ここで、デフォルトだと１５０行目ぐらいにfont.sans-serif、font.sans-serifの設定がコメントアウトされているので有効化し、利用したいフォントに書き換えます。
Ubuntuの場合、以下のように設定します。
font.serif : TakaoExGothic, TakaoPGothic, TakaoGothic, TakaoPMincho font.sans-serif : TakaoExGothic, TakaoPGothic, TakaoGothic, TakaoPMincho
