IPythonなどでインタラクティブな検証をしている時、いちいちファイルで入出力すると面倒ですし、不要なファイルが溜まってきます。そんなとき、クリップボードで入出力できるので是非活用してみてください。
read_clipboard クリップボードから読み込む
まず、エクセルなどで適当な範囲がクリップボードにコピーされているものとします。インタラクティブモードかIPythonを起動した状態で以下のコマンドを実行すると、クリップボードの内容がDataFrameに格納されます。
df = pd.read_clipboard(sep='\t')
sepで区切り文字が指定できます。
to_clipboard クリップボードに書き込む
to_clipboardでDataFrameの内容をクリップボードに書き込むことができます。
df.to_clipboard()